「会長年頭挨拶(全役職員向けメッセージ)」を掲載しました
2025年01月06日
皆さん、あけましておめでとうございます。
年頭にあたり、岩井コスモグループの皆様に、親しく新年のご挨拶を申し上げます。
皆さまにおかれましては、令和7年のお正月、どのようにお過ごしになられたでしたでしょうか?
今回のお正月を挟んだ年末年始のお休みは6連休で、皆様には、日ごろのお仕事のお疲れを癒せた6日間になったのではないかと思っています。
昨年、1年間、皆様方各位におかれては、全員が積極的に業務に邁進して頂き、誠に有難うございました。
皆様のおかげで、業績も順調に推移し、当社は対面取引の証券会社としては、大手5社と準大手2社に次ぐ8番目の証券会社として認識されるようになりました。
これも偏に、この岩井コスモグループで働く皆様方のご尽力の賜物と、年頭にあたり、ここに厚く御礼申し上げます。
ネット証券を含めると、国内証券では13番目位に位置する証券会社と言うことになりますが、今や、当社は業界内において大変注目される存在となっております。
マスコミへの露出度も高く、また、当社の取り組み内容が先進的であるという面において大いに注目されているのです。
当社は、この新しい1年においても、将来の発展に向けて、色々なことに取り組んで参る所存です。
まずは、DX、すなわち、デジタルトランスフォーメーション、デジタル改革への取り組みです。
この改革に、いち早く取り組んだ証券会社が、将来一層の発展を遂げるものと確信しています。
これは、少々の費用が発生したとしても、当社の将来への飛躍のためにも、避けてはならない投資であると認識しています。
当社は、本年早々にも、グループウェア、いわゆるノーツを、他のプラットホームに移行し、そこへ、新しい効果的なコンテンツを徐々に組み込み、少しずつ時間を掛けて、順次、移行して行きたいと思っています。
これを実施すると、将来に向けた様々な先進的取り組みが可能になると同時に、収益の増大にも、多大の効果を及ぼすものと認識しております。
年頭にあたり、このグループウェアの移行、すなわち、デジタル改革に、皆様方の積極的な、そして多大なご協力を心からお願い申し上げる次第であります。
そもそも当社は、予ねてより、こうした先進的取り組みに力を入れて参りました。そして今日の繁栄を築きました。
当社は、これからも将来に目を向け、現在の若い従業員の方々の為にも、より一層、発展、繁栄を続けていかなければなりません。
今回のグルーウエアの移行は、そのためのDX改革です。是非、宜しくご協力の程お願い致します。
また、当社は今年も、物価高の局面において、当社グループの従業員の皆さんの生活を考え、本年の賃上げにおいて前向きに取り組んで参りたいと思っております。
今年も、当社は、皆様方に取りまして働き甲斐のある会社づくりに努めて参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ところで、相場格言によりますと、今年も株価が上昇する展開になるそうでございます。
しかし、世界に目を向けると、皆様ご案内の通り、色々な問題が内在しています。
即ち、今年は、世界に「不確実性」が高まる年になると言われています。各国の分断が深まり、保護主義への動きが強まるとの見方です。
この見方が現実のものになると、不況とインフレが同時に進行するスタグフレーションに繋がるとの指摘もあります。
しかし、私は、今後どんどん進展するイノベーション、即ち、技術革新がこれらの危惧を回避してくれるものと確信しています。
とりわけAI化は、インターネット革命を超える技術革新であり、これまでの中で、人類史上、最大の産業革命になるものと認識しております。
このことは、当然、これらに関連する企業の株価にも大いに反映されるものと期待されます。
最後に、本年もこれまで同様、皆様にお願いしたいことですが、日々の業務においてコンプライアンスと倫理的な行動は欠かせません。
本年も、法令を守る行動を心掛けましょう。これこそが信頼を築き、社会的責任を果たす為の基盤です。
この1年もこうした展望の下、当社グループ一丸となって頑張って参りましょう。
尚、当社は、本日、1月6日より、3月末まで、前回同様、かなりの本数のテレビCMを、3か月間続けて放映し、より一層の知名度の向上と、営業支援を行なって参ります。
岩井コスモグループの皆さん。本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
以上を持ちまして、令和7年の年賀式での挨拶を終わります。
有難うございました。